こんばんは。マルワ企画の藁谷です。
本日はお申込み頂いていた物件について契約のキャンセルがございました。
◆たった1分で全てが白紙に
今週金曜日にご契約予定のお客様から契約をキャンセルしたいというお電話を頂きました。
多少驚きはしましたが頭は冷静で、淡々と対応出来ていたと思います。
「ちょっと検討し直したい」とお話し頂いたので、契約までもう少し時間が必要ということか、それとも全てを白紙にするということか、あまり責め立てないことを意識して確認しました。
答えは後者。
売主様へ報告するため理由を伺いましたが「他人に話せるようなことではない」とのこと。
少し困惑しましたが、お客様がそう仰るのであればそれ以上踏み込むことが出来ません。
時間にして1分未満の出来事。
昨日までご契約やご入居後の段取りについて色々とご相談頂いていたのですが、本日事態が一変しました。
ただただ不思議でなりません。
◆お見積りくださった関係各所に謝罪の連絡、売主様へは明日連絡します
通話が終わってからはお見積り下さった関係各所に謝罪の連絡をしました。
以前の日報で述べた通り、今回のお客様は追加工事のご要望が多かったのでお見積りにご協力頂いた会社様が複数いらっしゃいます。
その後、売主のご担当者様へショートメッセージを送信しましたが本日は定休日。
また明日に詳しい報告をしなければいけません。
実は今からでもご契約頂けるような準備がありました。
色々と走り回って準備はしたけれど、ものの1分で全てが白紙。
この会社を作って以来初めての事態です。
落ち込んではいるけど本当に冷静です。
むしろ遂にこの時が来たか、と感じています。
キャンセルにあたっては罰則や違約金などが発生することはありません。
それでも売主様をはじめとした関係各所に迷惑が掛かりますし(物件の価格に比べれば微々たるものだけれど)調査にお金も掛かります。
だからこそ「とりあえず申し込みましょう」とか「早く買わないと誰かが買います」なんて言葉でお客様の判断を阻害しないよう努めてきたのですが、遂にこの時が来ました。
いくら気を付けていてもお客様の判断は変わり得ます。それが今回。
僕よりも辛いのは売主様やお見積り下さった会社様です。
気持ちを切り替えて前に進みます。